浦項が誇る12の景色
虎尾串（ホミゴッ）の日の出
韓国の最東端に位置し、韓国で最も先に日の出を迎える場所です。16世紀の朝鮮明宗時代に風水地理学者である南師古は、ここを虎の尾に例え天下の明堂として挙げ、六堂の崔南善は、白頭山の虎が前足で沿海州を引っかく形に朝鮮半島を描写し、最も早く日の出を迎えるこの場所を朝鮮10景の一つとしました。
内延（ネヨン）山12滝の神秘的な絶景
浦項市北区松羅面、竹長面と、盈徳郡南亭面にまたがる内延山は、20里を超える渓谷が12の滝とさまざまな大きさの沼と池、妓花台（ギファデ）、仙逸台（ソニルデ）、鶴巣台（ハクソデ）などの幻想的な絶壁と調和し、絶景を成しています。
雲梯山（ウンジェサン）吾魚寺（オオサ）の四季
新羅の第26代王である真平王の時代に建てられた寺で、当初は恒沙（ハンサ）寺と呼ばれていた。元暁大師と慧恭禅師がここで修道していた時に、法力によって川の死んだ魚を生き返らせようと競っていたが、そのうち1匹だけが生き残って力強く泳ぐさまを見て、その魚を互いに自分が蘇らせた魚だと言ったことから、自分という意味の「吾」をつけて吾魚寺と言うようになったとされています。- 住所 : 浦項市南区烏川邑吾魚路1
- 電話番号 : 虎尾串面事务所 +82-54-292-2083
POSCOの夜景&迎日台海水浴場
POSCOの工場にLED照明を利用して美しい色を演出し、軽快でエネルギーに満ち溢れたダイナミックな姿の製鉄所を表現して います。また、溶鉱炉と煙突の構造物にポイント塗装をし、環境にやさしいイメージの向上を図っている。松島（ソンド）海水浴場、迎日台（ヨンイルデ）海水浴場、海島（ヘド）公園から見る夜景は、それぞれの魅力が感じられます。
虎尾(ホミ)半島海岸トレッキングロード
韓国の最東端地域で、迎日湾沿いに東側へと伸びるトレッキングロードです。青林をはじめ虎尾半島の海岸線沿いから都丘(ドグ)海辺ソンバウ道を越え、九龍沼から虎尾串(ホミゴッ)日の出広場までの4コース25km区間と、ヘパラン道13、14コースにつながる九龍浦港、良浦港、慶州に分かれている長鬐面斗院里までの距離は58kmにおよびます。
竹長（ジュクチャン）下玉（ハオク）渓谷
太白山脈の支脈である東大山と香炉峰の渓谷が合流する盈德五十川の 発源の地であり、澄んだ水が流れ、四季折々の美しい景色を観賞できることから、休暇シーズンに森林浴をお楽しみいただけるスポットです。- 住所 : 浦項市北区竹長面竹長路 一帯の渓谷
- 電話番号 : 竹長面事務所 (+82)54-243-3001
慶尚北道樹木園の四季
内延山南側の標高600mの高地に造成された慶尚北道樹木園は、6年の歳月をかけて準備された自然学習の場で、広さ3,222haの敷地に1,510種類の珍しい樹種や在来樹種の自生植物を 中心に造成されており、 国内最大の規模を誇ります。- 住所 : 浦項市北区竹長面樹木園路647
- 電話番号 : +82-54-260-6100
- ホームページ : https://www.gb.go.kr/Main/open_contents/section/arboretum/index.do
浦項運河
韓国最大の魚市場であるジュッド市場に接した東濱(ドンビン)內港と浦項市民の食水源である兄山江の水路を復元して「生命の水路」をつなぐ都心再生・環境再生プロジェクト。韓国では初めて整備された都心の観光レジャー型運河で、海島洞(ヘドドン)の兄山江入口から松島(ソンド)橋にいたるまでの1.3km区間に幅15~26mの規模で建設された。
長鬐（チャンギ）邑城と長鬐文化体験村
東嶽山から東に伸びる山稜に位置し、丘陵の下には長鬐川が東海に流れ平野を形成しています。この邑城は昔から東海岸を守る他の邑城と同様に重要な軍事基地であ ったというところが特徴です。- 住所 : 浦項市南区長鬐面邑内ギル127-2
- 電話番号 : +82-270-2275
延烏郞(ヨノラン)細烏女(セオニョ)テーマ公園
自然に恵まれた絶景、東海面の海岸に延烏郞(ヨノラン)細烏女(セオニョ)のストーリーウォールをはじめとし、文化施設の貴妃庫(ギビゴ)と韓国庭園、迎日湾が眺められる日月台、ヨノランとセオニョが乗っていたような亀岩、藁の家で構成された新羅村、鉄芸術庭園の芸術作品などの公園施設が設備されています。
浦項鉄路の森と火の庭園
約100年間列車が走っていた南区の孝子(ヒョジャ)駅と旧浦項駅の間をつなぐ4.3㎞の区間が2015年のKTX浦項駅移転により廃鉄路となりました。居住地を通っていたため都心の森を整備することになった鉄路には、水景施設である壁泉、音楽噴水、スチールアート作品などが設置され、未来をイメージした都市再生と緑の生態都市がモデルとして挙げられて います。また、浦項鉄路の森で整備期間中に井戸を掘削していたところ、地下200m地点からの天然ガスに火がつき、現在まで至っています。すぐ消えると思われていたものの、火が長く続いたため異色の観光スポットを作る目的で火の 庭園が造られました。
九龍浦日本人家屋通り
豊かな水資源をもつ九龍浦(グリョンポ)には、植民地時代に日本人によって漁業、船舶業、缶詰加工工場などの経済活動を展開し集落が形成されました。浦項市は過去の苦しい歴史も保存して忘れてはならないという趣旨から、次の世代のための教訓として九龍浦日本人家屋通りを整備しました。通りには2階建ての日本風木造住宅を復元して作った「九龍浦近代文化歴史館」が建てられています。